また少しご無沙汰で申し訳ない。

この日に向けて準備に追われていました。



緊張の卒論発表会当日。

とうとうこの日で卒論にケリが…と思うと、朝みんな集合した瞬間がいとおしく…。

朝ご飯を研究室で食べて、いざ出陣!

緊張しながら他の人の発表を聞いて…、質問する先生達を恐れて…。

いよいよ私の番!

前に立ってマイクを使って話し始めたけど、しばらく話してから先生が「聞こえないよ!」とご指摘が

あり、慌てて大きめの声で話すように。

何とか10分ちょっとで話し終え、「ご清聴ありがとうございました」と言った途端に宮沢登場。

中間発表に続き、どうなの、それはっていう。

てか焼肉の時に「来るな」って言っておいたよね、私。

まぁいいけどさ。

そして先生方からの感想及び追及スタート。

まずは一番恐れられている質問魔S先生。

「とても興味深い研究でした。まず一つ目。二つの文章の難易度には差があるのではないか?

二点目。一般的な文章にもこの結果は利用できると思いますか?」

とのこと。

よし!答えられる内容だ!

「まず難易度についてですが、…。」

答えた!S先生は質問とズレた答えや欲しかった答えでない時はさらに質問を重ねてきますが、満足そうな

顔で、追加質問はなさそう!

やった!最大の難関は突破した!(喜)

次に飲みの時にいつも「九州出身?」と聞くD先生。

「いつもやってることかそうでないかって大きいんじゃないかと思うんだけどね?そこはどうですか?」

と知的なガッツ口調で質問されました。

さすがうちの先生。

そこも私にきっちり分析させてました。

「その点につきましては、…。」

完璧です!

最後にちょっと変わり者だけど権威のU先生。

この先生は感想と質問の融合型で攻めてくるので一番厄介。

まずどこが質問なのか、話の中に質問はあるのかを見極めなければならない。

「あなたはその方法の中でどれが一番効果があると思ってますか?」

という質問を私は抽出した。

個人的意見を求めているので、これは楽だ!

「私個人としては、…。」

うん、さっきの答えとちょっと重複したけど、完璧だ!

ってな訳で15分を乗り切りました!

終わって、卒論全てが終わったはずなのにどうもすっきりしないのがしばらく続きました(苦笑)

休憩になって、宮沢のところへ。

朝、通学途中に、共通の友達の卒業制作展を一緒に見に行く約束をしておいたので。

私は、発表会が終わったらみんなと打ち上げの場所決めがあったので、その後連絡することに。

「また先生に誤解されるから、またね!」と早々に退散。

通学途中でメールしながら、「友達に戻れつつある」という実感が急に湧いて、気が楽になりました。

そうして発表が終わって、先生方から全体の講評。

おもしろい研究ばかりだった、レベルが高くて院生と学部生どっちがどっちだってくらいだ、という

お誉めの言葉ばかりだった。

実はU先生だけ臨床系で、他はみんな認知系の研究室だったのですが、認知に比べて臨床の卒論は

クオリティの低いこと!

「これで卒業できるのかよ!」と若干腹が立つほどでした。

まぁ顕著なのは3人中たった1人だったんですけど。

普通の論文は「目的+方法+結果+考察」が絶対外せない流れですが、最悪なことに、内容的には

「目的+方法」くらいまでしかありませんでした。

しかもパワポの字が小さく、パワポを読み上げるだけの発表。

最低の出来です。

パワポは視覚に訴える物。

文字情報は最小限にすべき。

まぁ男子だからって諦めもあるけど、指導教官のU先生までそれをフォローになってないフォローを

したことで認めてるし…。

だったら発表前にチェックしてやれよ!とね(苦笑)

うちなんか最後の最後までしっかり見てもらったし!

あともう一人は、女の子ですごくいい子で、私も仲悪くはない子だからあまり酷評はしたくないんだけど、

ひどかった…。

彼女にとっては、「研究発表会」ではなく「がんばり発表会」、良く言えば「治療経過発表会」だったらしい。

それはちょっと…。

質的研究にしろ、量的研究にしろ、ある程度一般化できる内容があるのが研究でしょう。

ケースとの取り組みで何を学んだのか。

何も学んでないんじゃ、研究のため学部生なんかに任せてくれた患者と保護者に申し訳ないだろうに。

研究発表で大切なのは、「売り」と「出し惜しみ」だと身に染みて感じたのでした。

そして最後にうちの先生からの言い方は優しい、しかし内容が辛辣な一言。

「発表の仕方、今も十分上手いのですが、今後もっと研鑽を積んで下さい。期待しています。」

……それはおもいっきり臨床3人衆対象ですね!!?っていう(苦笑)

その後、「まだ卒業は決まったわけではないので…」って!

気分をガクンと落とされました(苦笑)

研究室に戻ったら先生は不在。

お昼を食べながら先生達が論文を通すか通さないか(=卒業させるか否か)を決めてるらしい!

それは大変だ!

そわそわしつつ、とりあえずお昼を買いに生協へ。

しかしもう閉店!

仕方ないので正門のずっと先のセブンまで。

ご飯を食べてたら先生が帰ってきて、「全員OK!(^-^)b」

学部生4人→「先生、評価は!?」、先生→「全員Aだったよぉ!」

学部生4人→「やったぁ!」

全員、「自分がB以下っぽい…。研究室初だ…。どうしよう!」と思っていたらしい(笑)

これで研究室の伝統は守られました!



そして、打ち上げの予約をして、しばらく遊びに行く予定について話し合ってたら、「まだ〜?」と宮沢から。

ちょっと忘れかけてた(笑)

研究室の友達えみちゃんも見に行きたいってことで、二人して慌てて飛び出す。

3人で行って、宮沢と共通の友人Yさんを見つけ、えみちゃんとは別行動に。

Yさんの作品について説明を聞いて、キリのいいところで、前日に睡眠時間を削って作ったチョコを

二人にプレゼント。

「どうせ明治のチョコか何かを溶かして固めただけでしょ?(笑)」みたいな宮沢のコメントに、生チョコなので

反論できず、しかしカチンと来て、「まあね、ただの生チョコですけどね。」とすねてみたところ、

「生チョコ!?すごいじゃん!」っぽい反応が。

別にそれこそ「溶かして固めた」だけですけどね(苦笑)

生チョコって作るの難しいイメージなのかね。

めちゃ簡単なのに。

しかし今年はちょっと出来が悪くて。

固く泡立て過ぎたのね。

だから微妙だったけど、後で「おいしかった!」と二人から感想が来て、安心。

よかったよかった(笑)

その後は、疲れきって、帰って寝ました。

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